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理学療法士の役割とは?

こんにちは!

MILADYの本山愛美です!

 

今回は

理学療法士(以下PT)として感じている【役割】について。

 

 

PTを目指した時のこと覚えていますか?

・誰かの役に立つ仕事がしたい

・何か資格が取りたい

・自分がリハビリの先生にしてもらった時のように、自分もそんな人になりたい

などなど

 

本当に、そう思って志した人もいるかもしれません。

今、実際にPTになってみていかがですか?

率直な感想、お待ちしています♡笑

 

理学療法士のイメージ

PTといえば、

リハビリの先生!

国家資格!

といった所でしょうか。。

 

【国家資格】

このフレーズだけで私の親は、結構将来を安心してくれています 笑

ドクターにはさすがになれないけど、

「国家資格持ってるなら、子供ができてもどうにか大丈夫だろう」

って思っている親世代は多いんじゃないでしょうか。

医療職なので、人のためになる仕事ではありますけどね!

 

怪我や病気で不自由な生活から、

リハビリテーションを通して、

質の高い人生を送っていただくためのお手伝いをする仕事。

ここが理学療法士としての大きな役割ですね。

 

 

他には、多少の人見知りでもコミュニケーション能力は上がるんじゃないかと思います。

 

基本的に1対1になるので、

どんな方とも最初は「はじめまして」から始まりますね。

その後はいかにその方との信頼関係を築けるかが、

効率良くリハビリテーションを進めていけるかどうかという大事な所になります。

 

あとは、国家資格として認められているので、

無資格の方よりは【時給】が良いのかもしれません。

 

私が住む田舎では、

コンビニなどで貼られているアルバイトの時給は850900円なんですが、

この辺りのPTの時給は1,500円前後。

 

…それぐらいでしょうか。。。笑

他にも、PTと言えば!で思いつく事があれば教えてくださいm(_ _)m

 

 

そもそも、理学療法士とは?

 

理学療法士は名称独占資格」と言います。

名称独占とは、

『その資格を持っている個人だけが名乗って良いという資格。

理学療法士の場合は、理学療法士および作業療法士法で医師の指示の下で理学療法を行う事を業とする者となっている。

※医師、看護師などは「業務独占」と言います。(その資格を持っていないとできない業務がある事)

 

理学療法士法では、

基本的には理学療法士だけで理学療法の提供はできず、開業権する権利を持っていません。

 

つまり、この資格を持っていても理学療法を提供したければ、一生、医師の下で働く従業員って事です。

同じPTでも、海外では法律が違うらしいです。

開業できるとかなんとか…(詳しくは自分で調べてみてください!)

 

 

そもそも、PTというのはリハビリの専門家。

 

基本的には、患者さんや利用者さんの回復のお手伝いをする仕事ですので、

この仕事を続ける以上は一生勉強する事は当たり前

 

なぜなら「同じ病名や同じ症状でも、1人1人違うから」です。

 

西洋医学をもとに診られた判断というのは、

いろんな検査をした結果、この病名に該当するというような

逆三角形で表されます。(トップダウン)

 

また東洋医学のように、その人自身の問題点を探していくという

正三角形で表されるような方法とは異なります。(ボトムアップ)

 

今の日本の医療は主に西洋医学式

ですが、どちらにも利点があってどちらも必要な知識です。

 

東洋医学は根拠がないからとか、なんだか怪しいと言う方も中にはいますが、

PTとしての役割は何かを考える事が大切

 

つまりPTは、

患者さんや利用者さんの回復をお手伝いする仕事であり、人生の質上げる事が使命だと言う事。

 

怪しいとか何とか言いながら、勉強しないPTよりも

常にアップデートした知識を持ち、

いろんな視点からその方に合った方法を提供できるPTが信頼されると思います。

 

視野が狭い人は、治療範囲も考える引き出しも限られ、

ただただPTという名乗って、病院に居るだけの人になってしまいます。

 

理学療法士という型にハマらなくていい

PTとして働く上での悩み所は、

「理学療法士及び作業療法士法」に定義されている医療行為の中で理学療法を提供をしなければいけない事。

 

鍼灸師のように針やお灸は使えないし、

看護師のように注射などの医療行為は理学療法に含まれていません。

 

つまり、

病院や施設で従業員として働くという事は、

理学療法士及び作業療法士法の限られた中で回復のお手伝いをしなければいけません。

 

この狭い医療の中でたくさんの研究を重ねながら、その人に合った治療法を探す方もいます。

それが良いと思う人はそれで良いと思いますし、

もっと広い範囲から、治療が選択できるようにしたい人はそうしたら良いと思います。

 

最終的には、相手の回復度と信頼感や満足感かなと。

 

広い範囲の知識からその人に合った治療法を選択しているPTはとても勉強熱心です。

医療に偏らず、いろんな分野の勉強をして分自身のレベルアップをしています。

 

 

【ここで質問です!】

あなたの職場では、勉強した事や努力した事が給料に反映されていますか?

 

何を言いたいかと言うと、

貴女の給料を決めている大もとは国という事です。

現場の状況も知らない人たちが、診療報酬や介護報酬という枠の中である程度の報酬を決めています。

 

どれだけ毎日たくさんの患者さんを手伝っても、

どれだけあなたが身を削って毎日、毎週セミナーに行っても、収入には反映されません。

 

 

ここで少し話は逸れますが、私の場合

昼間は整形外科で働き、夜は専門学校に通ってPTの資格をとりました。

卒業後もその整形外科で働きながら、専門学校の費用を返済しました

 

誰よりも毎月の手取りは少なく、

ましてや、母子家庭でしたので高校の時の奨学金の返済もありました。

 

これはお金がなかったから勉強ができなかったと言い訳しているのではなく、

当時の私は、

理学療法士になることがゴールになっていたことが問題でした。

 

セミナーに行くお金はなくても、

図書館で本を借りて読む事もできたし、月に1冊本を買うぐらいはできました。

当時の私は、そんな事1つもしていませんでした…

 

日々の積み重ねが、現実を作ります。

貴女は未来のためにどんな事をして過ごしていますか?

 

やりがいの見出せない理学療法士へ

国家試験合格はスタートラインに立っただけで、

就職してからPTとしてたくさんの方に関わり、失敗など多くの経験をしながら成長していきます。

 

いろんな分野の勉強してきたPTは、世界の流れに気づくのが早いです。

つまり、用意ができていると言う事。

 

この事にコロナでようやく気づく人、

それでも怖くて変わらない人、ヤバイ事に気づいて別の道を歩き始める人などいろんな方がいます。

 

PTを志した時の

・人の役に立つ仕事がしたい

・資格をもって活躍したい

・あの病院で働きたい!

いう気持ちだけで一生楽しく仕事ができる!!という人は今のままでも良いと思います。

 

結婚した、妊娠した、子供ができた、親の介護が

女性は特にライフステージの変化に対応して、働き方が変わります。

 

自分の生活のため、家族との時間、やりたい事を実現する為に、このままで良いのか?と自問する事はとても大切。

 

嫁だから、母親だからといろんな思い込みを一旦横に置いて、

あなたがどんな人生を送りたいかを考えてみてください。

 

今、何をすべきかが見えてくると思います。

 

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  • この記事を書いた人

本山愛美

MILADY 代表
女性医療職の働き方の提案や女性セラピストのサポートを行なっています
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