こんにちは!せりレアです♡
あと数週間で退職します ^ ^♪
一応個人事業主だったんですが、これも先月末を持って廃業届を出し終了しました。
副業を初めて3年間、あらゆる資格を取りまくり数百万円の返済をしないといけなくなりました。
後悔はしていませんが、今となってはお金を借りてまで取る事が正解だったのかと言われると正直わかりません。
ただ、「資格は要らない」という事だけはっきりとわかりました。
この記事を読めば、資格を取る事のデメリットを強く感じ、資格を取るための時間とお金を別の事に投資できると思います。
なぜ資格が必要と思うのか?
今あなたが、資格取得をしている最中もしくは、しようと考えるとした時に「なぜ必要なのか?」よく考えてみてください。
自分でお金を稼ぐためには「資格が必要」?
誰かの役に立つには「資格が必要」?
独立するには「資格が必要」?
本当にそうでしょうか??
・自分でお金を稼ぐ方法はいくらでもあり、もちろん無資格でも大いに可能です。
・誰かの役に立つのに資格が必要であれば、従業員として雇われている人はみな何か資格をもっていなければいけません。
・独立するのに資格が必要であれば、魚屋さんやお肉屋産、酒屋産、コンビニの店長も何かしら資格をもっている事になります。
要は、「資格が必要でなけばならない!」という思い込みだと思います。
それもそのはず、自分でお金を稼いでいる人は日本人全体の約5%程しかいません。
ほぼほぼ誰かに雇われてお金を稼いでいるのです。
ということは、資格を取ることとお金を稼ぐことはイコールにはなりません。
(何かに、洗脳されているのかな??笑)
資格があっても、まだ必要だと思うのはなぜか?
私自身すでに国家資格を持っていますが、自分で事業をしようとした時、最初に考えたのは「資格のいらない名称で行なう」ことを考えました。
例えば「理学療法士」だったら「整体師」として事業をすることで法律に触れずに自分で事業を行なうことができます。
そこで出たもう一つの問題は「差別化」。
もうすでに「整体師」として何人も個人事業をしている人がいる中で、同じことをしても埋もれてしまうなと思ったので、差別化目的で資格を取りました。
資格取得ができるコミュニティには無資格の方もいて、すでに国家資格がある私は羨ましがられる事も多々あります。
そんな時に思うのは「お客様の幸せを考えること」よりも他者よりどうやったら売れるのか?!という視点ばかり。
その視点が積もり積もって結果、何をしてどんな未来を提供できる人になるのかが抜け落ちて、今に至る気がしています。(廃業ね)
本来、どんな仕事も誰かの役に立っているから回り続けているわけで、差別化を考える前にすることがもっとたくさんあるのです。
公文式はたった1人の息子に教えるための教材がスタート。
機関車トーマスは病気で外に出られない息子のために書いたお話がスタート。
誰か一人のためにしたことが口コミで広がり「私にもほしい!」「俺にも!」というように広がっていくと言います。
逆に言うと、誰一人欲しがらないものは誰も欲しくない物。ということになります。
どうしても資格が欲しいなら考えること
困っている人を1人助ける気持ちで取ると良いのかな?と思います。
でも、それはお金ではなく「どうにか良くしてあげたい」「解決してあげたい」という想い。ですよね?
私のように「誰よりも稼ぎたい!」「一番簡単に、楽して稼げる方法は何か?」で選ぶから間違いなのです。
今ある知識ではどうしても救うことができない、どうにも変化を与えることができない時に「学ぶ」。それが資格をとることになるかもしれないし、ならないかもしれない。
資格を取ることと稼ぐことはイコールではない事を認識したうえで取ると良いのかな?と思います。
ここで私が経験した上で注意してほしい事が、
「今すでに稼いでいる誰かが、私を稼げる人にしてくれる!!!!!」と思わない事です。
それは絶対に無理です。資格を取ってしまった後は自分で集客して、販売していくわけなので、
仮にめちゃくちゃ稼いでる人が持っている資格を、めちゃくちゃ稼いでいる人の元で取ったとしても、その後は自分で進めなければいけません。
どんな資格もそうです。
ここだけ覚えているだけでも、無駄に時間とお金を消費する事はないと思います。
それがない「従業員」は自分の時間を会社に売って、その対価(=給料)をもらっているのです。
ここもなかなかわかっていない人は、「もっと給料が高い所はないか?」と探し回って、疲弊する人かもしれません。
資格を取った後のデメリット
なかなか、資格を取った後のデメリットを考える人っていないのではないでしょうか??
結構あるんですよ、資格を取った後の問題も。
そもそも、資格を取る事で発行者側は利益が発生するわけですが、それを繰り返す事ってなかなか労力がいるものです。
毎日その資格を取ってもらうために知ってもらう活動から購入してもらう活動などいわゆる「営業」をし続ける事になるからです。
それよりも、もうすでにその資格を取ってくれた人に営業をする方が効率が良いという事はお分かりでしょうか??
つまり、月額サービスで表には出さない情報をコミュニティ内で発信すれば、一から説明して購入してもらうよりも、すでに資格をとった人の方が内容が入りやすいですよね?
よくあるのは◯◯ラボとか卒業者限定オンラインコミュニティなど。
提供者側も日々勉強していると思うので、新しい情報やあまり外には出せない情報をコミュニティ内で最初に共有しながら、月額料金を払ってもらうというわけです。
強制ではない所が多いですが、せっかく高いお金を出して資格をとったんだから学び続けよう!と思う人もいるでしょうし、強制と言ってないのに入っておいた方がよいのではないか?と思い流れで入ったり、さまざまだと思います。
そこから毎月か数ヶ月ごとのコミュニティ内のイベントに参加する中で、関係も出来てきてなかなか抜け出せなくなるパターン。「もうやめます!」と言いにくくなる人もいるでしょう。
自分から「資格を取りたい」と入った手前、なかなかやめるわけにはいかなくなる人もいるかもしれません。
私の場合はどの講座も高額の返済があった為、仕方がなく継続ができない場合が多かったのですが、少し余裕のある人は月額制は高額ではないので逆に続けやすいというのが、デメリットでもある気がします。
資格取得のまとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
簡単にまとめますと
・稼ぐのに資格が必要であれば、魚屋さんやお肉屋産、酒屋産、コンビニの店長も何かしら資格をもっている事になり、思い込みである。
・差別化を図り、たくさんの人に伝わってほしいと思う気持ちはわかるが、目の前の1人に集中する方が効率的
・誰かが私を稼ぐ人にしてくれるのではない
・資格取得後もいろんな誘惑があるから気をつけなされ〜
という事で、自分で稼ぎたいと思ったらまず「資格取得」をするという考えはやめておいた方がよいと思います。
それよりも、自己分析や流通の仕組みを勉強したりする方が、長期的にビジネスを続ける事ができます。
あとは、たった1人で良いので「誰かのために人生かけるミッション」的なものが見つかると資格取得に時間とお金をかけている場合じゃない事がわかるかもしれません。
自分自身でも良いんですよ!今のあなたに不満があれば、私みたいな人を1人減らすだけでも十分に意味があります。
「誰にでも刺さりそうな事は誰にもささらない」ってよく聞いたな〜。
ではでは!